簡単に手作りできる帯飾り・根付の作り方

「帯に何か差し色が欲しいなあ〜」
帯締め帯揚げの手ちの物でビッタリのものがないしどうしよう?
そんな時にアクセントとして使えるのが根付です。

「根付」が元祖と言われる携帯ストラップやタッセル(房)を上手にアレンジして
オリジナルを作ってみましょう。

目次

準備するもの

根付にしたいストラップ、もしくはタッセル(房)
根付板
ワイヤー

作り方

根付板のつけ方

用意した根付板にストラップの紐を通します。

紐が簡単に通る時は、そのまま通します。

房についている柔らかい紐など、そのまま通すことが難しい時は、ワイヤーをU字に曲げて引っ掛けワイヤーを穴に通して引っ張ります。

根付板のつけ方2

ストラップや房を紐にくぐらせて紐をしっかりと引きます。

根付板つけ方4

これで簡単根付けの完成です。
やや重みのあるものの方が根付けとして向いています。

根付けの使い方

根付けは、帯の左側に根付け板を差し込んで
使います。

季節に合わせて、着物と帯との
コーディネートを楽しみましょう。

コーディネートのアクセントとして
差し色が欲しい時にも
根付けは活躍してくれます。

根付板の色々

根付板と言っても色々なデザインがりますので、ご紹介します。

<プラスチックのシンプルな根付板>
お求めやすい価格です。

楽天市場で購入できます。


<本格黒檀根付け板>

楽天市場で購入できます。

お着物好きなマニアの方にオススメの「黒檀」で出来たもの。
お品がいいので、価格は1650円

季節に合わせた着物は?

着物は、季節によって合わせ・単(絽の着物・紗の着物)を着る時きが決まっています。

合わせは、冬衣替えの10月から春衣替えの5月まで、単の着物は6月から9月まで、その間も7月と8月だけは絽と紗のみを着ることになっています。

着物自体が季節に合うようになっているので、絵柄も季節に合わせたものが描いてあることがほとんどです。

根付のコーディネートはどしたらいい?

まずは、どこにどんな目的的で行くのかで着物と帯を決めましたね。
そこに小物を合わせてテーマを作っていきます。

春なら新芽の息吹をイメージして若草色や福寿草などの根付を選びます。
夏なら清々しい水色や魚、七夕のイメージもできます。
秋なら紅葉の赤やオレンジに収穫の喜びを表すお米や農作物
冬なら雪の白、お正月などの行事に合わせた鞠や羽根つき

こんな風に、色やモチーフを参考に選んで頂くと上手くマッチします。

根付のサイズは?

根付は、帯飾りの1つです。
付けていることがわかり大きすぎない3cmサイズのものがお勧めです。

デザインによってはもう少し大きくても大丈夫ですが、下がっていて揺れ動く事を考慮し、あまり大きくしないほうが良いでしょう。

タッセル(房)でも、帯幅の中に収まるサイズまでとします。

根付に不向きなものは?

帯前で揺れることを考えると、角張っているもの細くて尖っているものなど
帯に傷をつけたり、どこかに引っかかる可能性のあるものは避けたほうが無難です。

厚みがありすぎるものも、テーブルにぶつけてしまことがありますので、考慮しましょう。

まとめ

販売されているものだけでなく根付板を使うことでストラップを根付として使うことは容易にできます。
あなたのアイデアで楽しんでくださいね!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です