パステルアートを楽しむ時に
最初に必要なのがパステルと画用紙です。
どんなパステルを使ったら良いのか
見た目で分からない事もあります。
パステルアートでは、パステルを削って
一度粉にしてから使うので
どんな種類のものでもいい訳ではありません。
パステルの選び方や使い方を順に紹介していきます。
目次
パステルアートとは
パステルを一度粉状にしてコットンや指を使って、キャンバスに絵を描いて行く手法のことを指します。
筆や水・オイル等を準備することなくパステルだけがあれば描けるので、絵の初心者には始めやすい手軽さが魅力です。
水彩や油絵の様に乾かす時間も必要ないので、時間を掛けずに仕上げられるのも特徴です。
簡単なものなら10分程度で作品を仕上げることができるので、日々のリラックスタイムとしてや絵日記を描く様に継続しやすいアートです。
仕上がりも綺麗な発色でやわらかな風合いの絵を描く事が出来ます。
完成した作品を飾ることで、今の自分に必要なエネルギーを絵からもらえるのも魅力です。
パステルとは
パステルとは、粉末の顔料を最小限の水性糊材で固めた物です。
スティック状になって販売されているものが主流です。
本来、クレヨンなどのようにスティック状のまま使われるのもですが
パステルアートで使うときには、一度粉状にしてから使います。
スティックのままでは混色することはできませんが、パウダー状にすればパレットの上で混色する事も出来ます。
メーカーによっては、化粧品のファンデーションの様になっている物もあります。
糊剤が少ないので、紙への定着力が弱いため仕上がった作品を綺麗に保つにはフィキサチーフ(定着スプレー)をかける必要があります。
パステルを購入するときにもう1つ注意して欲しいことがあります。
それは、こんなマークが付いているかです。
上がアメリカ 下がヨーロッパのマークです。
どちらも健康守るための基準を満たしているというマークです。
直接指で描く場合や、子供さんが使う場合は、特に気をつけてあげましょう。
パステルの種類
パステルには、大きく分けて
オイルが入っている物と入っていない物に分けられます。
パステルアートで粉にして使う場合は
オイルの入っていないパステルを選びましょう。
オイルが入っていない物だとサラサラの粉状にすることが出来ます。
◯ハードパステル◯
パステルアートで一般的に使われていつのがこの48色のパステルです。
粘着剤がやや多めに入っているので硬めでしっかりしています。
そのまま持っても手に色がつきぬくいので初めてでも扱いやすいです。
粒子の細かいパステルで、粉状にしてからの混色も手軽に出来ます。
◯ソフトパステル◯
糊材が少なく、油分も入って無い、とても柔らかいパステルです。
パステルアートで粉状にして使うときにも適しています。
こちらを購入した場合、触るだけで粉が指に付きますので、持つ部分にテープを巻いてカバーすることをお勧めします。
◯パンパステル◯
PAN PASTEL(パンパステル)は、メーカー名です。
化粧品のファンデーションのような状態で販売されています。
粉末状になったものがケースに入っているので
そのままスポンジやコットンにつけて使うことができます。
(もちろん、直接指でもOKです。)
発色がとても綺麗で、とても伸びが良いのも特徴です。
色を混ぜたり重ねたりしても、綺麗な発色を保ってくれます。
◯オイルパステル◯
オイルパステルは油分を多く含んでいるので
細かい粉末状にはなりません。
粘りがあるのでクレヨンに近い表現ができます。
画用紙に描いた時にも定着力があります。
※こちらは、粉状にしてから描くパステルアートには不向きです。
〜〜〜〜以下 追記予定〜〜〜〜〜