成人式の晴れ姿、髪をアップにして振袖を着る予定の方も多いですね。
お着物姿には、髪飾りがよく似合います。髪の長さに合わせて付けられる飾りも変わるので、ご自分の髪の長さにあったアレンジと髪飾りを探すコツを見ていきましょう。
目次
髪の長さに合わせて髪型はどうする?
成人式だからと言って、いきなり髪が伸びるわけもないので、今の自分の髪の長さからアレンジできることを考えていきましょう。
ベリーショート
短さを活かしてムースなどで変化をつけた髪型にしてはいかがでしょう。
髪飾りは、スリーピンやクリップピンならしっかりと留める事が出来ます。
小さいお花を幾つか付ければ組み合わせで華やかさを出すこともできます。
豪華にしたいなら、大きなお花が1輪カチュウシャに着いたものなどもお薦めです。
髪が太くてボリュームがあれば大きめな飾りを付けても大丈夫ですが、髪が細かったり少ない方は、軽くパーマをかけるなどしておくと飾りが取れにくくなります。
ショートボブ
わかめちゃんスタイルやおかっぱと言われる髪型ですね。
この長さでも髪がサラサラの方は、飾りがスルッと取れてしまうことがあります。やはりスリーピンやクリップピンで固定できるものがお薦めです。
スリーピン(左)とクリップピン(右)はこれ
ある程度の長さがあるので、ゴムで縛ったところならバレッタタイプのものも付けられます。大きなリボンにお花が付いたものなどいかがでしょう。
セミロング
この長さなら、髪をまとめてアップにする事も出来ます。
襟足をすっきりと見せる髪型にすれば着物の後ろ姿がとても綺麗に見えます。
この長さがあれば、いろんなアレンジを楽しむことができます。
髪飾りもコーム型(ワイヤーで出来た櫛型のもの)でもしっかりと留めることができます。
夜会巻きにした髪のサイドに大きめの飾りをつけてもいいですね。
ロング
いろいろな髪型を楽しめますが、髪を上手くまとめないと着物姿が映えません。
すっきりした印象にするには、アップの髪が似合います。
髪のボリュームに負けない飾りをつけるのがお薦めです。
フレッシュの髪飾りやアートフラワーの大きなものが似合いそうです。
どんな髪飾りがあるの?
髪飾りの種類はたくさんのものがあります。幾つかに分けてご紹介します。
かんざしタイプ
舞妓さんがつけているかんざしのイメージをイメージしていただくとわかりやすと思います。大きな花とそこから垂れ下がるお花がついてるものですね。
デザインによっては、幼く見えることもありますので、お顔とお着物にわせて選んでみましょう。
同じかんざしでもU字かんざしやバチかんざしはシンプルで大人の印象になります。単独ではなく、お花と組み合わせて使うとより華やかになります。
リボンタイプ
大きな蝶結びのところにお花やチュールなどを組み合わせてあります。
短い髪型でも比較的使い易いデザインです。
頭の後ろやサイドに付けるのに向いているデザインです。
金具は、バレッタやコームが付いていることが多いです。
1輪の大きな花タイプ(コームタイプ)
アートフラワーなどの大きな花をメインに1輪だけもしくは、その周りに小花がついたものになります。 1つだけでも存在感があるデザインです。
ビーズなどがついたものを選ぶとより華やかになります。
小花タイプ
髪が短い方は、大きなものをつけたくても取れてしまう事がありますので、やや小さいものを組み合わせて華やかさを出すのに向いています。
同じものを組み合わせてもいいし、異素材のものを組み合わせてオリジナルのイメージを作る事も出来ます。
カチュウシャタイプ
リボンやお花がメインにあり、その横をライン上にアレンジしてあるものが多いです。短い髪でも、大きな飾りをつけたい時には使い易いです。
ヘッドドレスタイプ
たくさんのお花やチュールなどを組み合わせたデザインのものがあります。
大きなものだと頭が半分くらい隠れてしまうものもあります。
とてもインパクトのあるものなので、お着物の色柄としっかり合わせて選ぶようにしましょう。
最後に
いかがでしたか?髪飾りを選ぶ参考になりましたでしょうか。
ショートヘアーにかんざしやコームタイプを付けるのは難しいとか髪の長さによって合わせやすいものが変わります。ご自分の髪の長さに合わせて選ぶようにするといいですね!
必ず、お着物とのコーディネートを考えて選んでくださいね!