革紐ネックレスの修理&リメイク

革紐のついたネックレス、お気に入りで長く使っているとどんなに大事にしていても革紐が切れてしまう事があります。
「でも、お気に入りだからまだまだ使いたい!」
とのご希望で修理をすることになりました。

お家でもできる簡単修理なので、一緒に見ていきましょう。

 

革紐ネックレスカゴ1

最初に注意点です。

どんな状態でついていたのか記録として画像を残しましょう。
交換している途中で、疑問に思った時に確認する事が出来ると安心です。

 

1点目は、麻のカゴにスエードの革紐が付いています。

長さ調整は、後ろで軽く結んだだけでお使いいただいていたようなのですが、紐の途中が切れています。

使用中にお洋服との摩擦で少しづつ傷んでしまったのだと思われます。

紐全体が柔らかくなっていて、いつどこが切れてもおかしく無いほどでした。

 

同じスエード調にしよかと思いましたが、しっかりとした紐で、長く使える方がいいとのことで、こちらの皮の丸紐に付け替えることになりました。

丸紐なら滑りがいいので、洋服との摩擦が少なく長持ちさせることができます。

なるべく最初についていた物のイメージに近い色目の丸紐にしました。

丸紐の先は麻ひもで縛って止めてありましたが、同じものがなかったので、白糸を染色して目立ちすぎるのを抑えました。

しっかりと巻き留めて仕上げました。

1mの丸紐をつけて長さの調整は、後ろの部分で結びめを作ってしていただきます。

これで、また楽しんで使っていただけます。(^^)

 

革紐が必要な方はどうぞ!

 

アケビのネクレス革紐

2点目のお直しは、アケビと陶器のビーズを組み合わせたネクレスです。

ビーズのすぐ上にある結び目のところが切れてしまっています。
(画像が見づらくてごめんなさい!(><))

アケビの部分が2つのパーツになっていて揺れるネックレスです。
その部分が傷みそうな気がしましたが、取り外してみてもその部分は傷みがありませんでした。
思いのほか揺れが少ないのか痛まずに済んだようです。

こちらは、同じ黒の丸紐を通し直して、長さが調整できるように紐端を片結びにして仕上げました。こちらは、元通りに仕上げる事ができました。

 

革紐は、どんなに丁寧に使っていてもいつかは交換が必要になります。

少しでも長持ちさせるには、
1 水に濡らさない
2 革紐にあった油分をつけてあげる
3 乾燥させすぎない
4 強い衝撃を与えない

などを気をつけるようにしましょう。

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