寒い季節の着物コーディネートのアクセントに桜の根付

寒中に入り
日差しがあっても、空気がキーンと冷えて
肌を刺す様な感覚がありますね。

寒い季節だから重ね着してもOKな
着物姿で暖かく過ごす方も多いようです。

そんな着物コーディネートのの中で
明るいワンポイントがあれば
おしゃれ度がアップします。

赤い大島紬の桜の根付で
着物コーディにメリハリを付けて
楽しんでみませんか!

花芯には、淡水パールと入れて
大人可愛く使って欲しい作品です。

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ユネスコの無形文化遺産にもなっている結城紬について

結城紬の材料

 

 

 

 

 

結城紬は、これからも後世に残していきたい日本伝統の手仕事です。
いくつもの工程を全て手作業で行う本場結城紬は、ユネスコの無形文化遺産にも登録されています。

結城紬の産地に住んでいるので、せっかくの機会なので特徴や歴史を調べて見ました。

結城紬

結城紬は日本三大紬の1つです。
茨城県結城市及びその周辺並びに栃木県小山市(旧絹村)及びその周辺で織られています。
元々養蚕が盛んな地域だったので、農閑期の副業として織られていました。

紬の特徴

紬は、繭を煮て柔らかくして広げ真綿にし、そこから手紡ぎで糸を作っていきます。
この為、ふんわりと柔らかくたくさんの空気を含むことが出来ます。
手紡ぎなので糸の太さは不揃いで、所々に節があるのが特徴です。

本場結城紬

 本場結城紬は、全ての工程を手作業で、行う伝統的な技法を継承している絹織物で国の重要無形民俗文化財やユネスコの無形文化遺産に登録されています。

 

 

縦糸横糸共に紡ぎ糸を使い、着物の柄となる絣模様は手くびりにより付けていきます。織りには経糸を腰で吊るしめばたと呼ばれる織機を用いています。

歴史

奈良時代(710年〜794年)から、「あしぎぬ」や「綾絹(あやぎぬ)」が織られていて、室町時代(1336年〜1573年)には領主の結城氏が室町幕府に紬を上納していたとされています。
江戸時代(1603年〜1868年)、領主の結城氏に代わって新しく領主となった伊那備前守が信濃の上田から織工をまねき、柳条(しま、縞)紬の技法を導入、以後「結城紬」と呼ばれるようになり、藩の特産品として幕府に献上されました。
江戸後期になると世の中の厳格な気風もうすれ、絹であっても紬の着用は庶民にもゆるされたため、献上品とされていた結城紬が、全国的に広く出回り、町人たちの間でおしゃれ着、外出着として着用されるようになりました。
幕末の慶応年間(1865~68)には、絣の技法も採用されて、さらにその名を知られるようになりました。
明治期(1868年〜1912年)になると縮(ちぢみ)も開発され、大正末期(1912年〜1926年)には細工物とよばれる、現在のような経緯絣が織られるようになりました。

材料

紬を1反織るのに必要な桑の葉は約90kgと蚕2000〜2500匹
蚕がそれぞれに作った繭玉2000〜2500個が必要です。
そこから真綿400枚を作り手紡ぎ糸700g を紡いでいきます。
そしてこれを1枚に織り上げます。

時間と共に育む風合い

紬の風合いは着込むほどに擦れて紬のケバが取れ艶が増してくるのが特徴です。
生地が身体に馴染みながら、長い時間をかけて特別な1枚の着物になっていきます。

着物姿での時計はどうする?懐中時計と根付の関係は?

着物姿でも、時計を必要とすることがありますね、そんな時間を確認する必要がある時どうしたら良いでしょう?

基本的には着物姿の時に腕時計は、カジュアルな場合をのぞきNGです。
マナーの面だけなく、着物を痛めてしまう点でもお勧めできません。

では、時計はどうしたらいいの?

携帯やスマホを帯に挟んで時計を見る方もいらしゃいますが、携帯は帯に挟み込むには大きくて帯も痛みます。見栄えもあまりいいとは言えません。

せっかくの着物姿綺麗に見せるなら「懐中時計」がお勧めです。

どんな風に使ったらいいのか見ていきましょう。

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着物姿でのアクセサリーのマナー


若い方でも「着物でお茶しよう!」なんてお友達同士で着物で集合するお話しを聞く機会があります。こんな集まり方も楽しいですね。

もともと日常着だった着物が、洋服の手軽さに押されて日常から晴れの日の特別な服へ変わっていったのはそれほど昔のことではありません。

着物姿でのアクセサリーのマナーも時代とともに少しづつ変化してきています。

着物とアクセサリーの関係を知って、上手コーディネートを楽しみましょう。
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西郷どんの島妻愛加那さんも織ってた大島紬

大島紬の生地

2018年NHKの大河ドラマ「西郷どん」に決まったことで
今、鹿児島に目を向ける人が多くなっています。

西郷どんが奄美大島で暮らした3年間色んな出来事があったようです。
そんな中、西郷どんの島での生活を支えた島妻・愛加那さん
彼女も織っていた大島紬とはどんな織物だったのでしょうか?

世界的にも認められている大島紬を見ていきましょう!
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