金属アレルギー対策のピアス選びには、何が良いの?!3 サージカルステンレスピアス

ピアス

最近では、金属アレルギーの方のために、樹脂ピアスやチタン医療用ステンレスとして使われているサージカルステンレス等があり、いろいろなデザインを楽しむことができるようになってきました。

今日はサージカルステンレスの利点と欠点を見てみます。

目次

サージカルステンレスって何?

サージカルステンレスは、医療用のメスなどに使われるステンレスです。
金属アレスギーの原因となる金属イオンが溶け出しにくいのが特徴です。
錆びにくく傷が出来にくい金属でもあります。

とても硬いので加工が難しくアクセサリーなどの細かい細工には不向きの素材ですが、技術の進歩で使われる様になりました。

医療用ステンレスと呼ばれることも多く(SUS316L)と表記されます。
鉄を主成分にしてクロム・ニッケルが含まれています

サージカルステンレスピアスの利点

アレルギーが起きにくい

金属イオンが溶けにくいのでアレルギー反応を起こしにくいです。

お手入れが簡単

シルバーの様に研磨剤を使う必要がありません。
メガネ拭きなどで軽く拭いてあげましょう。
汚れがひどい時は、水洗いも出来ます。
(他の素材が付いている時は、考慮してください。)

長持ちする

硬い金属なので、錆びにくく傷も付きにくく
耐久性があるため長持ちします。

サージカルピアスの欠点

硬いので加工しにくい

硬い素材なので加工しにくく繊細なデザインのものが作りにくいです。

傷が付くと研磨で消せない

硬い素材なので、傷がつきにくいですが、1度傷がついてしまうと
シルバー磨きなどで消す事ができません。

金属アレルギー反応を起こさない訳ではない

金属なので、全ての金属アレルギー反応を起こさない訳ではありません。含まれる成分にアレルギーがある方は、使用を控えましょう。

メッキ仕上げの製品もある

サージカルステンレスを使用していても、色合わせの為に
表面にメッキ加工がしてある事があります。
表示を確認して購入しましょう。

金属アレルギーの対策を考えてサージカルステンレスピアスを選んでも
やはり金属でできていますので、金属アレルギー反応を起こす事もあります。
症状が出た時は、使用を止めることも必要ですね。
症状がひどい時には、専門医を受診する事も大事です。

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