金属アレルギー対策のピアス選びには、何が良いの?!4 チタンピアス

最近では、金属アレルギーの方のために、樹脂ピアス・チタン・医療用ステンレスとして使われているサージカルステンレス等があり、いろいろなデザインを楽しむことができるようになってきました。 チタンは、とても硬い素材なので、ピアスには直線的な部分だけに使われていたりフック式でもシンプルなデザインの物が主なります。 今日はチタンの利点と欠点を見てみます。

目次

チタンって何?

チタンは、歯科の治療などでも使われる比重の金属です。 軽い・強い・錆びないが大きな特徴です。 人体とも相性が良い金属であり、金属アレルギーの原因となる 金属イオンも溶け出しにくいです。 とても硬いので加工が難しくアクセサリーなどの細かい細工には不向きの素材ですが、技術の進歩で使われる様になりました。

チタンピアスの利点

アレルギーが起きにくい

汗と反応して金属イオンが溶けにくいので アレルギー反応を起こしにくいです。

軽い

鉄の3分の2、銅の約半分の重さしかないので 大きなデザインのアクセサリーでも軽く仕上げる 事が出来ます。

強い

熱や曲げる力に強いのが特徴です。 885度になると結晶が熱に強い形に変化します。 また、曲げた時に戻ってくる力も強いです。

錆びにくい

塩水や酸にも強いので溶けにくい金属です。 海や川でもそのまま身につけておきたい物には ぴったりの素材です。

長持ちする

硬い金属なので、錆びにくく傷も付きにくく 耐久性があるため長持ちします。

チタンピアスの欠点

硬いので加工しにくい

硬い素材なので加工しにくく繊細なデザインのものが作りにくいです。

傷が付くと研磨で消せない

硬い素材なので、傷がつきにくいですが、1度傷がついてしまうと シルバー磨きなどで消す事ができません。

金属アレルギー反応を起こさない訳ではない

金属なので、全ての金属アレルギー反応を起こさない訳ではありません。含まれる成分にアレルギーがある方は、使用を控えましょう。

メッキ仕上げの製品もある

チタンを使用していても、色合わせの為に 表面にメッキ加工がしてある事があります。 表示を確認して購入しましょう。 金属アレルギーの対策を考えてチタンピアスを選んでも やはり金属でできていますので、金属アレルギー反応を起こす事もあります。 症状が出た時は、使用を止めることも必要ですね。 症状がひどい時には、専門医を受診する事も大事です。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です