西郷どん大河ドラマ館やいぶすき西郷どん館などで「西郷星」を見てくださった方もいらしゃるかと思います。(ありがとうございます!)
そんな方の中に「西郷星ってなに?」と疑問に思われた方
フツフツと沸いた疑問をスッキリさせてください!
画像はwikipediaより
目次
西郷星とは
西郷星とは、西郷さんがなくなる直前から直後にかけて地球に大接近した火星の事です。
この頃、明治維新後の新政府がまだうまく機能できないで中で、庶民はスッキリしない気分で過ごしていました。
そんな時に、夜空に現れた赤く大きな星が1つありました。
それが火星でした。
地球に大接近していた赤く大きな火星の中に西郷どんの姿が見えたと噂が広がり錦絵まで書かれて大ブームになったと逸話が残っています。
やりきれない思いを抱え心の拠り所を見つけていた庶民は、その噂を信じ毎晩夜空を眺めては、西郷さんがいてくれたら「きっと世の中をもっと良くしてくれるだろう」星の中からでも力を貸してくれるであろう西郷どんに願いを込めて祈っていました。
西郷星には、こんなエピソードがあるんです。
2018年は西郷星にとってスペシャルな年
2018年は奇しくも明治維新150周年、大河ドラマは「西郷どん」そして7月31日には火星大接近が起こります。
今年の夏は、西郷どんを見る楽しみ&火星の大接近を観察できるとダブルで楽しむことが出来ます。
西郷星に関わる島妻愛加那さん
西郷星は、西郷どんゆかりの地で作られる大島紬を使ったアクセサリーです。
西郷どんが奄美大島で暮らしたときの島妻愛加那さんも織の名手でした。
きっと大島紬も織られていたことでしょう。
西郷どん・島妻愛加那さんのご両人に縁を結ばせて作せて頂いてるのが西郷星です。
島妻制度ってなに?
スッキリした後に新たにわいた「島妻制度」の疑問も一緒に解決しておきましょう!
江戸時代の鹿児島では、鹿児島から離れ島に滞在する場合、島の女性を妻として迎える事が出来るという制度がありました。
身の回りの世話をしてもらう事が役割の1つだったのではないでしょうか。
また、島の事を全く知らない者にとって、島妻は島の風習や人間関係に溶け込む為にも重要な役割を果たしてくた事でしょう。
しかし、島から離れる時に鹿児島に同行する事が許されなかったというのが、とても辛い事だった様です。
愛加那さんも西郷どんが島を離れる時に、ついて行こうとしましたが、島妻制度の前で断念せざるをえなかった為、子供と一緒に島に残り生活を続けたそうです。