大人への仲間入り・20歳の記念にパールのネックレスを贈られた方も多いのではと思います。
パールは、女性のたしなみの一つです。マナーを知ってワンランク上のフォーマルを演出しましょう。
冠婚葬祭には、それぞれにマナーがあります。
知っているつもりで、間違えに気づかないこともあります。
今更聞けないパールのアクセサリーマナーを再確認しておきましょう。
色・粒のサイズ・長さが重要です。
では、一緒に見ていきましょう。
目次
基本のマナー
パールは、慶事でも弔事でも使える唯一のアクセサリーです。
可憐で慎ましやかな雰囲気があり、世界の王室や皇室の方も使われています。
パールは、涙を表す事から「悲しみを添える」として弔事の席でも使う事が許されている唯一のアクセサリーです。
パールのネックレスは長さが重要
パールのネックレスは、長さが重要です。
40cmサイズ
もっとも使いやすく品格があるとされているのが40cmサイズで、ちょうど鎖骨ラインにくる長さです。
1つ持っていればどんな冠婚葬祭にも使う事ができます。
50〜60cmサイズ
昼間のパーティーなどで胸元を華やかにさ飾りたい時にぴったりです。
75〜80cmサイズ
夜のパーティーにぴったりの華やかさがあります。
優雅で、ドレッシーな雰囲気を演出する事ができます。
パールの粒はどれくらい?
定番は、7〜8mmサイズです。シーンにこだわらないでオールマイティーに使えます。
粒が小さくなるとそれだけ清楚で可愛らしい感じになります。
逆に粒が大きくなるとインパクトがありゴージャスな感じを演出できます。
パールの色は?
フォーマルに使うならやはりオフホワイトの丸型です。
パーティーなどではカラーや変形のパールで楽しむのもいいでしょう!
お祝いの席でのマナー
お祝いの席では、華やかさを演出できるいろいろなアクセサリーを着ける事が出来ます。
親族として出席するときは、40cmの長さで、粒は7~8mmの1連タイプにしましょう。
弔事の時のマナー
弔事のときは、もともとアクセサリーを着けないのが基本でしたので、お祝いの席よりマナーをしっかり守る事が大切です。
パールをつけるならオフホワイトの他、グレーや黒を使う事も出来ます。
長さは40cmサイズ、粒は7〜8mmの1連の定番のものを選びましょう。
2連や重ね付けは、「繰り返し」を意味するために避けましょう。
イヤリングは着けてもいいの?
特に必要がないので、着けない事をお薦めします。
どうしてもという場合には、耳にフィットする1粒タイプで揺れないものを着けましょう。
まとめ
葬儀の当日に会場で
「あれ〜、あの人葬儀なのに2連のパール着けてるわぁ〜」
なんて、ささやき声が聞こえてくる事があります。
そな声が聞こえてくるときちんとマナーを守っていると思っていても
「私の服装は大丈夫かしら?」とドキッとして、自分を確かめてみます。
特に弔事の場では親族の事も考え、しっかりマナーを確認してからアクセサリーを選ぶようにしたいものです。
色・粒のサイズ・長さ、この3つのポイントをしっかり覚えておきましょう。