金属アレルギー対策のピアス選びには、何が良いの?!5 コート剤を活用

最近では、金属アレルギーの方のために、樹脂ピアス・チタン・医療用ステンレスとして使われているサージカルステンレス等があり、いろいろなデザインを楽しむことができるようになってきました。

「それでもやっぱり好みのデザインの物がないわ!」
「手持ちの物を使いたい!」

こうお考えの方もいらしゃると思います。

そんな時に使えるのがこのコート剤です。
楽天ランキング ジュエリー・アクセサリー用品ランキングで
1位を獲得した人気商品です。
手持ちのピアスに塗り被膜を作るので、どんなピアスにも使えます。

使い方は、どうしたら良いの?

まず、汚れを落とす為に、ピアスをよく洗います。
しっかり水分を拭き取り乾かします。

ピアスの皮膚に接触する金属部分にコート剤を塗ります。

20分程乾かすと、透明の被膜が出来ます。

被膜ができる事で、肌に金属が直接触れなくなるので
金属アレルギーを防げます。

ピアスを使う時の注意は?

乾いて被膜ができれば、通常の使い方でピアスを使えます。
しかし、被膜は薄いのでキャッチでこすると剥がれてしまいます。
キャッチをつける時には、そっと被膜が剥がれない様にしましょう。
もし剥がれてきたら、再度塗り直してから使いましょう。

2回目以降は?!

コート剤の被膜は薄いので、キャチなどでそすると取れてしまいます。
そんな時は、ネイル用の除光液で残っているものを綺麗に落として
新たにコート剤を塗り直してください。

色々お持ちのお気に入りのピアスが
これ1本で使える様になると嬉しいですね!

コート剤を塗ってもアレルギー反応が出る場合は
金属アレルギー以外の原因が考えられます。
皮膚科に相談することをお勧めします。


金属アレルギー対策のピアス選びには、何が良いの?!4 チタンピアス

最近では、金属アレルギーの方のために、樹脂ピアス・チタン・医療用ステンレスとして使われているサージカルステンレス等があり、いろいろなデザインを楽しむことができるようになってきました。 チタンは、とても硬い素材なので、ピアスには直線的な部分だけに使われていたりフック式でもシンプルなデザインの物が主なります。 今日はチタンの利点と欠点を見てみます。

チタンって何?

チタンは、歯科の治療などでも使われる比重の金属です。 軽い・強い・錆びないが大きな特徴です。 人体とも相性が良い金属であり、金属アレルギーの原因となる 金属イオンも溶け出しにくいです。 とても硬いので加工が難しくアクセサリーなどの細かい細工には不向きの素材ですが、技術の進歩で使われる様になりました。

チタンピアスの利点

アレルギーが起きにくい

汗と反応して金属イオンが溶けにくいので アレルギー反応を起こしにくいです。

軽い

鉄の3分の2、銅の約半分の重さしかないので 大きなデザインのアクセサリーでも軽く仕上げる 事が出来ます。

強い

熱や曲げる力に強いのが特徴です。 885度になると結晶が熱に強い形に変化します。 また、曲げた時に戻ってくる力も強いです。

錆びにくい

塩水や酸にも強いので溶けにくい金属です。 海や川でもそのまま身につけておきたい物には ぴったりの素材です。

長持ちする

硬い金属なので、錆びにくく傷も付きにくく 耐久性があるため長持ちします。

チタンピアスの欠点

硬いので加工しにくい

硬い素材なので加工しにくく繊細なデザインのものが作りにくいです。

傷が付くと研磨で消せない

硬い素材なので、傷がつきにくいですが、1度傷がついてしまうと シルバー磨きなどで消す事ができません。

金属アレルギー反応を起こさない訳ではない

金属なので、全ての金属アレルギー反応を起こさない訳ではありません。含まれる成分にアレルギーがある方は、使用を控えましょう。

メッキ仕上げの製品もある

チタンを使用していても、色合わせの為に 表面にメッキ加工がしてある事があります。 表示を確認して購入しましょう。 金属アレルギーの対策を考えてチタンピアスを選んでも やはり金属でできていますので、金属アレルギー反応を起こす事もあります。 症状が出た時は、使用を止めることも必要ですね。 症状がひどい時には、専門医を受診する事も大事です。

金属アレルギー対策のピアス選びには、何が良いの?!3 サージカルステンレスピアス

ピアス

最近では、金属アレルギーの方のために、樹脂ピアスやチタン医療用ステンレスとして使われているサージカルステンレス等があり、いろいろなデザインを楽しむことができるようになってきました。

今日はサージカルステンレスの利点と欠点を見てみます。

サージカルステンレスって何?

サージカルステンレスは、医療用のメスなどに使われるステンレスです。
金属アレスギーの原因となる金属イオンが溶け出しにくいのが特徴です。
錆びにくく傷が出来にくい金属でもあります。

とても硬いので加工が難しくアクセサリーなどの細かい細工には不向きの素材ですが、技術の進歩で使われる様になりました。

医療用ステンレスと呼ばれることも多く(SUS316L)と表記されます。
鉄を主成分にしてクロム・ニッケルが含まれています

サージカルステンレスピアスの利点

アレルギーが起きにくい

金属イオンが溶けにくいのでアレルギー反応を起こしにくいです。

お手入れが簡単

シルバーの様に研磨剤を使う必要がありません。
メガネ拭きなどで軽く拭いてあげましょう。
汚れがひどい時は、水洗いも出来ます。
(他の素材が付いている時は、考慮してください。)

長持ちする

硬い金属なので、錆びにくく傷も付きにくく
耐久性があるため長持ちします。

サージカルピアスの欠点

硬いので加工しにくい

硬い素材なので加工しにくく繊細なデザインのものが作りにくいです。

傷が付くと研磨で消せない

硬い素材なので、傷がつきにくいですが、1度傷がついてしまうと
シルバー磨きなどで消す事ができません。

金属アレルギー反応を起こさない訳ではない

金属なので、全ての金属アレルギー反応を起こさない訳ではありません。含まれる成分にアレルギーがある方は、使用を控えましょう。

メッキ仕上げの製品もある

サージカルステンレスを使用していても、色合わせの為に
表面にメッキ加工がしてある事があります。
表示を確認して購入しましょう。

金属アレルギーの対策を考えてサージカルステンレスピアスを選んでも
やはり金属でできていますので、金属アレルギー反応を起こす事もあります。
症状が出た時は、使用を止めることも必要ですね。
症状がひどい時には、専門医を受診する事も大事です。


金属アレルギー対策のピアス選びには、何が良いの?!2 パッチテスト

金属アレルギーがあるとお店で
「あ!かわいい!!」
と思っても
「また、かぶれるかもしれない?!」
と心配になり
購入するのをためらう事がありますね。

自分が、どの金属にアレルギー反応を示すのか
病院でのパッチテストをして知っておくのがオススメです。

何に反応するかを知っていれば、お店での購入時に素材を聞いて
自分のアレルギーのある物を避けて購入する事ができます。



パッチテストはどこでに出来るの?

パッチテストは、皮膚科の病院で受ける事ができます。
ピアスだけでなく歯科で使用する金属を含めて
 約16種類のテストをする事ができます。
(病院や必要によって、変わります。)

アルミニウム、コバルト、スズ、パラジウム
マンガン、インジウム、イリジウム、クロム
ニッケル、金、銀、銅、白金、亜鉛、鉄、水銀
等を調べる事ができます。


パッチテストの方法は?

皮膚表面に金属を含んだ試薬を添付し
アレルギー反応が出るかどうかを確かめます。

試薬を背中に貼り付け2日間そのままの状態を保ちます。
その後、試薬を外して反応を見ます。

この間は、入浴したり汗をかいたりしてテスト部分が
濡れないように保つ必要があります。
(夏場は避けた方がいいです。)

この後さらに1週間後の皮膚の状態を見て
反応が出るか判断します。

気をつけて欲しい事は、普段からアレルギーや
炎症を抑えるお薬を飲んでいる方はテストが出来ませんので
掛かりつけのお医者様に相談してから行ってください。


自分に合ったピアス素材を選ぶ
パッチテストの結果アレルギーが何によって
引き起こされているかわかれば、それを避ける事ができます。

もし、あなたが金だけにアレルギーがあればそれを避ければいいので
メッキのピアスもOKの可能性もあります。

ニッケルや銀にアレルギーがあれば、合金の含まれる
18金は避けた方が良いことも分かります。

まずは自分を知り、アレルギーの無い金属もしくは
樹脂などを使ったピアスを楽しみましょう!


18金ピアスは、金属アレルギー対策にはならない!?

「ピアスをしたいけど金属アレルギーなの」

「どんな素材なら良いのかしら?」

「18金なら大丈夫って聞いたけど、本当はどう?」

おしゃれはしたいけれど
金属アレルギーが気になる方もいらっしゃいますね!

18金は、どうなのでしょう?!

18金は合金なので、含まれている金属に

アレルギーを持っている方には

金属アレルギーが出る可能性があります。

 

どんな金属が含まれているのか見ていきましょう。

 

18金に含まれている金属

18金とは75%の金+25%の金合金のことを指します。

この金合金の中には、主に銀・銅・パラジウム等が含まれています。

だから、これらの金属にアレルギーのある方は

18金を使うと金属アレルギーが出る可能性がああります。

18金は変色しない?

18金は、変色しないと思っている方もいらっしゃいますが
実は、合金なので変色していきます。

銀の変色の激しいことは、よく知られていますね。
温泉に行った時に外し忘れるとすぐに黒ずんでしまいます。

銅も野外にある銅像を見れば
どんな風に変化していくのか見て取ることができます。


25%入っている金属の割合がどんなものなのか
それによって変色の仕方も違ってきますが
必ず変色の可能性はあります。

 

金属アレルギー対策にはどうしたら良い?

こうしてみてみると18金は、金属アレルギーの方には
向かないことがわかります。

18金を使いたいときは、あなたの金属アレルギーが
何に反応して起こるものなのかを確かめた上で
使う必要があります。

どうしても金属アレルギーを避けたい場合は
樹脂製のものを使う事も選択肢になります。

また、医療用のステンレスや溶けにくいと言われるチタンを
使う方がより快適にピアスを楽しむことができます。

最近では、金属の上から塗るタイプの樹脂も出ています。
短期的でいい場合は、そういったものを利用する方法もあります。

 

せっかくのおしゃれです、自分のアレルギー物質を知って

楽しみましょう。